北欧スウェーデン・ストックホルムに暮らしてみたいーデザインの国 デンマーク・コペンハーゲン(後編)
(前編より)
コペンハーゲンの地図を掲載しておきます。
どこだか分かんない地名が出てきてもこれで大丈夫!
ロイヤルコペンハーゲンを出てストロイエから少し外れた場所にあるラウンドタワー(Rundetaam)へ。
さほどに高い建物ではないですがコペンハーゲンを一望できます。
面白い作りで塔内はひたすら坂道で登る!!
石畳が延々と続く坂道。
なぜ石畳?
馬で頭頂部まで行くため?
でもどうやら軍事目的での建物ではなく、天文台か灯台のような目的らしいことが内部の装飾物で推測できます。
大きな望遠鏡とか車輪付きの台車でゴロゴロ転がし上まで運んだとか?
コペンハーゲンに行かれたらぜひ登って考察してください。
調べりゃ分かっちゃうけど想像するのも楽しいです。
一日しかないコペンハーゲンで、よく晴れたなというくらい青空がきれいでした。
ここからニューハウン(Nyhavn)へ。
コペンハーゲンといえば『ニューハウン』というくらいメジャーな観光地です。
コペンハーゲンてイメージ湧かないよ!っていうのが正直なところでしょうけど(笑)
旅先でコペンハーゲンを選択すれば必ずここと人魚姫が出てくる、そんな場所です。
物価が高い北欧の中でもデンマークとノルウェーは物価が高いらしく(世界一物価が高いのはノルウェー)、中でもここニューハウンのテラス席は最高値なんじゃないでしょうか。
ランチ300dkk(5,500円くらい)ほどでビール(=カールスバーグ)1本100dkk(1,700円くらい)でした。せっかくなのでここでランチを、っていうのはちょっとムリ。昼飯に5,000円オーバーは出せないな。
このニューハウンの写真はお気に入りです!
かなり修正入れてますが青空とカラフルな街並みがレゴみたいでいい感じ。
そろそろお腹もへってくる時間になりました。
庶民的なお値段でデンマーク料理が味わえるらしい、『コペンハーゲン ストリートフード』へ向かいます。
実はこのコペンハーゲンストリートフードのすぐ近くに『Noma』という世界一有名なレストランがありまして事前に予約しておこうかと考えてました。
しかし…ランチコースで数万円超えなのです。
確か何度か世界一のレストランに輝いている名店中の名店ですが、値段にビビりましたね。やはり庶民はフードコートですよ!
ものすごく活気のあるところでいろんな料理屋が集う場所でした。全然こっちも面白い!高級レストランももちろんいいけど普段この国の人が食べてものを食べるのは、その国を味わうようで楽しい。
ここで頼んだのは白身魚のフライのスモーブロー。
スモーブローとは北欧のオープンサンドイッチのこと。シュリンプかサーモン、魚のフライ、あとはひたすら肉が乗ってるのもあったり野菜たっぷりのスモーブローもありました。
写真だと伝わりにくいんですが、かなりのビッグサイズ。
食べ切りましたが腹パンになり、おかげでこれ以外この日は食べられなかったはず。メチャメチャ重いww
少ないか?くらいのサイズを頼んで観光しながらつまむ方が良いです。
腹ごなしも兼ねて一路人魚姫の像へ。途中カステレット要塞を通り抜けていきます。
右上にある星型の地形部分がカステレット要塞で、その先に人魚姫が佇んでいます。
人魚姫キター。
世界三大がっかりなう。
確かに小さいのと後ろに見えるのが工業地帯の工場の建物群でどう見てもメルヘンではないところにあるのがまたがっかり感を増幅させるんじゃなかろうか。
奇跡的に白鳥がフレームインしてますけど。
ただここは人気抜群で、ものすごい人でした。観光客だらけ。セルフ棒で人魚姫with自分とか撮ってどうすんだろ。
ここから水上バスに乗ってオペラハウスを水上で眺めて終了です。
水上バスは約30分に一回で運行しており格安クルージングが楽しめオススメです。コペンハーゲン観光に自転車を使用していても大丈夫!そのまま乗り込めます。
オペラハウスというとオーストラリア・シドニーのそれが有名ですがここコペンハーゲンのオペラハウスもカッコイイ作りでした。デザイナー ヘニングラーセンが設計した直線と円で作られたガラス面が特徴的な建築物で、水上から見ると全体がよく見えその美しさに感動します。
コペンハーゲンは観光自体に重きを置かず、時間調整でしかなかったのですが、もう少し滞在してもよかったのかなと思います。『北欧のパリ』と言われるだけあって本当にキレイな街でした。
物価が本当に高いのでショッピングには向かないですが場所を選べば安く食べられるところはありますし、超有名なバリスタがいるカフェで珈琲を楽しんだり、自転車で市内を回ったりするのも楽しいと思います。
もったいないことをしたなと思うのでコペンハーゲンはもう一度行きたいです。